旧統一教会元信者の衝撃告白手記(27):原理につまづいて離れる人【転載自由】

おやぢの独白1999
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干渉される祝福カップル

巡回師だかチャーチマザーだか知らないが、ある祝福カップルの間に割り込んで、手紙を検閲していた勘違いババアがいた。
二人で会うのも禁止、いちいち干渉されて困ってました。

何様だとおもってんだこのババア!手紙を検閲されてた女性が困っていることをぼくに愚痴っていたので、ババアに直接「干渉やめろ!」といったことがありました。
でも犬に念仏猫に経、この勘違いババアになんの効き目もありませんでした。

男性は40歳前後の金持ちおぼっちゃん。
女性は地方にいてバリバリ仕事をしていた30代のキャリアウーマン。

なぜにそのババアが干渉したかといえば毎度のことながら、金持ちのぼっちゃんにインチキ霊能者の野郎がトークしてカネ出させる魂胆だった。
そのババアがいわゆる担当者ってやつ。

金持ちのぼっちゃんは、トークされていい嫁がくるってんで、その気になって(勘違いして)祝福にのぞんだのです。
目的は億単位の祝福感謝献金をいただくこと。

徹夜リレー祈祷もしてましたよ。
「○○さんの土地が売れますよーに!」

女性の方は葛藤していた。
金持ちぼっちゃんの方は結婚できることをよろこんでいた。
が、カネ出すことは喜んでなかった。

結局、二人は破局しました……
よかったのか悪かったのか。

よかったのは、カネの為なら二人の問題にも干渉しまくりーのカネだけいただきーの教会だけだろうって。

原理につまづいて離れる人

「原理につまづいて離れる人はいない」なーんてことを教会側はよくいいますな。
つまり、原理は正しいいんだけれど、人につまづいたり自分の事情で離れる人がほとんどなんです。
原理は間違ってないんです。
間違ってるのは離れた人なんです。
と、こういうことを云いたいのだろう。

脱会者を悪者にしたがる統一教会の態度はまさしく悪神の業である。
脱会者にはいろんな人がいるだろうけれど、原理を批判するほど息巻いている人はあまりいない、というか批判すらしない。
つまりオヨビデナイ。

あるいは、教会にだまされて入会させられたが、まわりはいい人みたいだし、くうねるところはあるし、しめしめ。
と思っている者もいれば、原理講論とか難しいお話はわからないけれど、家庭の幸せとか、世界の平和とか、なんだか善いこと言ってるからお仲間になっているだけー、ちう人もいるのです。

だからそういう人が脱会したのは、熱がさめたか、それこそサークルを抜けるように単につまんなくなって辞めただけです。
親方。

脱会した人は法廷闘争しているようなすごい人ばかりではありませんぞ。
統一教会に入ってたことすら忘れている人もいるんです。

つまりオヨビデナイ。

統一教会観

以前は、「こころはいつも統一教会♪」だったのですが、最近日々の生活の中で統一教会のことを思うのははメルマガの原稿を書いている時くらいにまで冷めてきました。
統一教会に関してぼくが熱くなってわいのわいのわめいていたのは、前にも書きましたがぼくなりの統一教会への愛情表現でした。

傍観するものは審らかにして、局に当たるものは迷うが如し、組織から距離をおいてみれば、さまざまなことが見えてくるものです。
ただしこの観は、心の距離に関係してくるものであって、ぶっちゃけたハナシ、統一教会へのハマリ度が大きいか少ないかによって違ってくるはずです。

パラサイト幹部らは統一教会にハマッてはいないが不品行だし、もろハマッてる食口は、品行方正な人もいれば、文鮮明夫人の母親である大母様(てもにむ)から霊媒の口をとおしてわざわざ「盗むな、淫乱すな、心情蹂躪すな」といわれなきゃなんない奴もいる。(霊が降りてるかどうかの真偽のほどは別として)

非統一教会信者とて同じこと。
いい人もいればワリイことする奴もいる。
統一教会信者(原理の会得体得者であると思い込んでいる者)と非統一教会信者統一教会賛同者と反統一教会境界線を引いているのは、一体誰だろう?腹へって我吉野屋の牛丼をくいてえと思うゆえに我あり。

牛鮭定食を注文する時ぎゅうしゃけというべきかぎゅうさけというべきか。
目玉焼きにかけるのは醤油かソースか。
そんな単純な問題ではない!
ということで、統一教会日増しにオヨビでなくなってきました。
これからは責任者不在の統一教会という組織ではなく、霊感商法(悪徳商法)やインチキ募金、インチキ訪問販売、伝道ではなく嘘ついて勧誘している者、マルチ、ねずみをやってる奴等、個人をターゲットにします!(あれ、どっかできいたようなセリフだな)

統一教会問題とは?

ある非信者さんの投稿に対するぼくの考えです。

文鮮明氏への信仰は篤いもののそれ以外の点では統一教会という組織に対して反対者と同じ意見を持つ人もいる

その代表的な者たちが、いわゆる『ウーグループ』というところです。
親方教会としては、『サタン的分派』と位置づけ、決して関わらないようにという一斉通達をしています。
組織に対して反対者と同じ意見を持つ者は、すぐさまサタンより悪い分派などと称されてしまいます。
※ある屁理屈好きな信者からいわせれば『ウーグループ』は分派なんかじゃないとのこと、つまり統一教会とはまったく「関係ない」団体だとのこと(笑)

教会内では、泣く子も黙る?『ウーグループ』です。
教会内で盛んに恐ろしいイメージを植え付けられている「反牧」よりも恐ろしいところとして知られています。(知らない人もいるらしいけど……)
まあその他にも、いろんな分派はあるでしょう。
かくいう私めもご多分に漏れず、あいつは『ウーグループ』だとレッテルを貼られてしまいました。
又聞きした教会部外者からも嫌疑をかけられたくらいです。

ネットを覗けば、統一教会系の掲示板などで、同じ会員同士にもかかわらず、執拗な嫌がらせをしたりしている場面に出くわすことがあります。
これがゲンジツなんです。

統一教会信者同志が不信しあい、おれの原理解釈が正しいんだおまえは原理をわかちゃいないだの、霊感商法は一部の信者がやったことなどと公告している一方で、信者が献金するためにカネを稼ぐ行為は原理的であり信仰に則ったものであるからそれを咎めることは信教の自由を侵すことになると主張する者もいれば、シンパを装って統一教会の悪行を正当化する者もいるし、文先生は正しい、すべての問題は信者なんだとか、てめえも信者なのに他人事のようにいう者もいれば、統一教会に問題が起こるのは原理をわかってない信者がいるからだとか、いちいち突っ込みたくなるような言い訳ばかりをする。

世間が問題視している統一教会っていったいなんなんだ?って、思う。
果して、実際起きている問題を正視して問題解決をしよう!と思い、決起する統一教会の信者はいるのだろうか。

「おやぢよぉ、その考えは甘すぎんだよ。相当の幹部クラスでも改善は難しいといってるんだよ」
と反論する者もいるかもしれない。
もし、それが事実なら、統一教会は解散するしか解決の道はないだろう。
いや、そうすべきである。

問題があることを認識しながら改善するべくアクションを起こさないのなら、また、あきらめているのならすぐにでも解散してもいいじゃないか。

おのれの原理講論に書いてある、キリスト教の腐敗堕落が原因で共産主義が起こってきたというように、その理屈からして、一連の統一教会がらみの問題が起こったのは統一教会の腐敗堕落が原因であると見るのが妥当だろう。

そもそも統一教会という団体は、キリスト教が使命を果たさなかったから、やむを得ず発足した団体ではなかったのか?!そんな偉大な団体が、ねちねちとキリスト教を批判してばかりいる。

統一教会が腐ってきているから、同じ文鮮明氏をメシヤと信じるものが反対しているのではないのか。
ぼくが悲しく思うことは、ぼくのような組織から離れた者でさえ、統一教会がまともになって欲しいと願っているのに、現役の食口達が客観的なことです。
「じゃああんたやってみろ!」といわれたらすぐにでもやってみせましょう。
本気でぼくを招く奇特な者がいたらね。

ゲンジツ、無謀にもそんなことを言ってきた中間幹部がいた。
教会にきてやってくれという。
ああいいでしょういいでしょう。
ぼくは、こうこうこうしてこうやるよと、改革案を一気にまくしたてた。
最後に「こうやるけどいいか?」といったら返事はなかった。
心にもないことを言うもんじゃないことをわからせてあげた。

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