おやぢは教会組織でなにをやっていたのか(1)
おやぢのメルマガ[1999/11/25 Vol.020]より
メルマガ読者から質問がありました
なかなか普通の食口が知らないことをよく知ってるって事は
昔は総務さんかなにかだったんですか
いえいえ、総務など一度もやったことはありません。確かに総務をやっていたら教会の裏表すべてわかるでしょうね。
ぼくが、関わったのはいわゆるチャーチ(統一教会本体)の組織だけです。
原理研究会(原研)、国際勝共連合、天地正教、事業団(ハッピーワールド傘下関連会社)……などの組織に属したことがないので組織内のことは全く知りません。
でも、チャーチの組織に事業団や天地正教などが関わってきたり干渉してきていたので、なんなんだ?と思っていたし、よく揉めてましたよ。
絵画展だぁ、宝石展(CB展)だぁ、着物展(JD展)だぁ、と。
『富士美術』とか、『クリスチャン・ベルナール』だとか、着物の丸正?とか……
礼拝があると後ろに待機していて、礼拝がおわるやいなや、説明会をはじめるんですよ、あいつら。
で、当時ぼくは教育部にいたのですが、動員の目標を割り当てられるんですよ。しかも、展示会までの期間を『動員路程』とかいって確約した動員人数を追及されたりする。
それで、なんですか!?
動員カードに動員する人の状況を書けとまで言ってくる。
同じ食口が礼拝にきてまで頼み込むんだから自分たちの営業力がないんだろうと半ばあきれながらも、少しは見学会と称して教育生をつれていってあげようとしているにもかかわらず、目標金額まで聞いてくる、ときたもんだ!
ざけんな!人に頼るのもいいかげんにしろ!とおやぢの温情を踏みにじったことに対しておやぢは怒り心頭。担当者をどれだけ泣かしたことか。
動員動員どーいんとうるさいから、宝石展、着物展、絵画展には教育生のおばちゃん連中を連れていってあげましたよ。
もちろん
「しつこく売りつけられるから衝動買いはしないように!」
とは言ってありました。
『総務』はやってなかったと書きましたが、組織から追い出される前までは、壮婦組織部にいました。その中の教育部関係が一番長く在籍した責任分担です。
一和の人参茶を買ってからお壷さまを授かって、印鑑を授かり、そのあと『しあわせ会』というところにつれていかれて、初めて原理のビデオを見ました。
その後、『しあわせ会』がチャーチと合体したのです。
2day,3day,4day……それぞれ5回くらいづつ参加しました。(宿泊セミナー)
で、いわゆる献身をしてからは、お決まりの修行生活です。世界日報の新聞配達の手伝い、募金活動の手伝い、珍味売り、ハンコや数珠を売る店舗、などなど……
それから教育部に配属されまして、当時は壮年婦人が少なかったので主に青年部の教育を担当しました。地区によっては呼び名が違うようですが、ライフトレ、新生トレ、実践トレ、などを担当しました。
それから壮婦組織部に配属されまして、そこでも教育部関係がほとんどでした。ビデオセンターのオブザーバーのようなこともやりましたし、2day、3day、4day、新生トレ、実践トレ、ビデオセンター内の”特殊講師”もやりました。
講義といえば、対象者は幅広く、小学生からじいちゃんばあちゃんまで講義をしたことがあります。心配する父母の会(親交会の父ちゃん母ちゃんたち)や、夫になんとしても原理を聴かせたい!という鼻息荒い奥様のダンナを相手に早朝講義、とかですね。ふてくされたダンナの顔を今でも思い出します。
いまとなっては懐かしい思い出ですね。
ぼくはカネ儲けが好きなので、本当は教会を運営するための経済を産み出す部署、つまり、信徒が経営する会社を手伝いたかったのですが、どういうわけかお呼びがかからなかったのです。
メッコールが売れなくて、倉庫がいっぱいになりタダで配ってみたり、捨てたりしているのを知るにつけ、いつも血圧を上げていたものです。
その当時はまだ、裏を知りませんでしたので、どうしてこの会社は信者ばかりに頼ってんだろう?と思っていました。
今となっては過ぎたことですが、信者の経営する教会所属の会社はでたらめなところばかりでした。それだからこそ、力になろうと思っていたのですが、人事で責任分担が決まるので、それはかなわぬことでした。
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